ブラックファームの実態の話３

こんにちはMAHです。

Coldrainにハマってます。でもMAHです。

ファームのお話も今回で最終回です。

今日の記事は思ったより長くなりそうです。

珍しくよう更新しとんなーって思ったでしょ。

クビになったから暇なんですよ。

まぁ、４日ほどお休みいただいて

また違うファームで働きます。

前回、どこまで書きましたかね。

とりあえず、担当がインド人じゃなくなった所まで書きましたね。

では、続きです。

その日もせこせこマンゴーを狩ってたんですよ。

ほたら、担当のおっさんにこっち来いって言われて

イタリア人の同僚（以下ルカ君）と別の場所に車で連れて行かれました。

で、連れてこられたのはパッキングが

終わったマンゴーを保管している冷蔵庫でした。

そして、見覚えのあるインド人がいました。

お前ら二人は今日はここで働けとのこと。

嫌な予感マンキンです。

インド人が早速指示を我々に出します。

。。。。

わかりません。。

ほんまにわかりません。

ぶっちゃけ元からリスニングは苦手なので

余計辛いです。

ルカ君と二人で困っていましたが

どうやら倉庫に積んであるマンゴーの箱の積み方が

おかしくなっているから積み直せとの事。

ルカ君がなんとか理解して教えてくれました。

それを見たおっさんがルカは

よく分かっている。

スマートやと。お前は何も分かってない。

Stupid やと。その場で８回言われました。

数えました。８回言われました。

８回目でその辺にあったよくわからんものを

蹴り飛ばしました。

するとおっさんが嬉しそうに言いました。

You can't work from tomorrow と

知るかボケ！って叫んだ僕。

基本的にFuck youとかスラング連呼する人が

あんまり好きじゃないし

基本的に言わないんですが

その時ばかりはスルッと出ました。

ルカ君はドン引きです。

まぁ、とりあえずその日はブチギレながら

働きました。

結局、17時頃に仕事が終わりました。

元々いたファームからは離れているため

どうやって家に帰るのかなって思いながら

インド人の車に乗りこみます。

５分ほど車を走らせてからインド人が

ルカ君にお前家はどこやと聞きました。

んで、ルカ君がここからちょっと離れた

遠いところだと言いました。

おっさんは「そうか」とだけ言って黙ります。

もはや僕には聞きもしません。

その後いきなり訳のわからないところで

突然車が止まりました。

ここで降りて自力で帰れとの事。

せめて街の中心地とかで降ろせよとか

思いながらなんとなくダメ元で

See you tomorrowと言ってみました。

すると意外にもSee youと

返ってきたので次の日も

出勤をする事を決意。

結局その日は友達に

電話をして迎えにきてもらいました。

次の日。

普通に出勤しました。

鼻毛のおっさんにお前はマンゴーを

落としすぎやから地上勤務だと

伝えられた事以外は特に問題なく

働きました。

また、その次の日。

普通に出勤しました。車を降りる前に

鼻毛のおっさんがこちらにやってきて、

他のワーカーを雇ったから

お前ら帰れ。マンゴー落としすぎやねん。

明日からもいらんと言われました。

このタイミングで解雇です。

我々も流石に予想外。

わろてまうぐらいスパッと解雇です。

まぁ、こいつらの下で働くのも

ストレス溜まるしええかってなって

同僚たちに手を振りながら家路に着きました。

その日は1ヶ月ぶりの休みを満喫しました。

心残りとしては最高の同僚達

（イタリア、フランス、ケニア、韓国、カンボジア、ベルギー）

と会えなくなる事ですね。

彼らは本当に最高でした。

いつも笑って慰めてくれたりして本当に大好きでした。

本当にたまたまクビになる前日に

なんとなく撮った集合写真です。

これで明日誰かクビになったりして笑

とかいうてました。

虫の知らせ的なやつでしょうか。

ここからは後日知ったことなんですが。

まず、インド人はレイシスト（差別する人）

だと言う事。確かに今思うといつも

ボロカスに言われているのは

日本人と韓国人だけでした。

そのおっさんは評判が

悪くてとても有名だという事。

そこのファーム自体も時給の仕事で人気な為

とても高圧的で本当にすぐ解雇するという事。

実際に僕らを含めて６人のアジア人が

解雇されました。

クッッッソ長くなりましたが

こういうファームもあるから気をつけてねって話でした。

親友です。

あ、もうちょっと書いてもいいですか？

身体的な注意点をいくつか書いて終わらせてください。

マンゴーファームで働く人

（特に何故かアジア人）の

ほとんどがアレルギーを発症するという事。

別にマンゴー自体が悪いわけではないんです。

マンゴーを取るときに茎？から

引きちぎるんですがその茎から

まぁまぁな勢いでお汁が出ます。

こいつがやばいです。もしそれに触れたなら

すぐに手を洗わなければ、

アレルギーを発症します。

僕のチームから二人アレルギーを発症しました。

顔は晴れ上がり、目が開かなくなってました。

とても辛そうでした。

ほんまえぐいです。

気になる人は検索してください。

なので、僕は極力手で触らないようにしました。

もう一つは腰と手首と肘を痛めるという事。

トラクターに乗りながら枝切り鋏でマンゴーを

取るのですが、時として少し遠くのマンゴーも

取らなければなりません。

枝切り鋏が長いのとマンゴーが割と重たいので

全力を出さないとマンゴーが落下します。

一回一回は良いのですが、一日8時間も

それをしていると腕はパンパンになって

僕は肘を痛めました。

いまだに治っていません。

背筋も使うので全身が痛いです。

二週間で3キロ痩せました。

しかも休みは一切ないので休ませる暇も

超回復する暇もありません。

ダルビッシュが一番嫌うやつです。

とりあえず、突然クビになって暇なので

図書館でブログの記事を書いたり

英語の勉強をしています。

明日から違うところで

働かさせてくれるそうなので

また、頑張ろうと思います。

三部構成でしたが

読んでいただきありがとうございました。